「累計17億本」売れた、誰もが良く知る「国民的チョコレート菓子」…じつは少しずつ「微妙な変化」を続けていた!
30年売れ続ける理由
ブラックサンダーは一時生産終了に追い込まれたものの、2024年で30年を迎えたチョコレート菓子です。発売から累計17億本に。有楽製菓の売上高は年々最高を記録していて、2024年7月期の最高を記録しました。その勢いはとどまる気配がありません。 なぜこれだけの人気商品となったのかというと、ブラックサンダーとしての美味しさはもちろんのこと、ザクザク感と後ひくチョコ感にこだわり抜いていることが大きな理由といえそうです。そして手頃な価格で、つい手が出てしまうことも多いのではないでしょうか。販売場所も身近にあり、とにかく手軽。新しい味が出ていたら、「あ、新商品だ!」と買いたくなるワクワク感もあります。 ブラックサンダーには、美味しいお菓子という面もありますが、独特のユニークさ、そしてキャラクター性があるように感じます。なんだか楽しそうだぞ、ワクワクするぞと。そういうお菓子は実は数少ないのでしょう。だからこそ消費者は、ブラックサンダーに魅了されるのかもしれません。 <じつはかつて「売り上げ低迷」で生産終了に追い込まれた国民的お菓子「ブラックサンダー」が「奇跡の復活」を遂げたワケ>の記事もぜひご覧ください。
川崎 さちえ(フリマアプリ・ネットオークションガイド)
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