最新&人気アイアン52モデルを徹底試打! 性能と特徴を総まとめ【キャロウェイ/テーラーメイド/タイトリスト編】
数多くのモデルがあふれている今どきのアイアン。「どれを選んでいいのか、わからない」というゴルファーのために、「月刊ゴルフダイジェスト」では徹底的に試打を実施し、最新アイアン52モデルをタイプ別に分類している。「みんなのゴルフダイジェスト」では、52本をメーカー別に全4弾に分けてお届け。第1弾となる今回はキャロウェイ・テーラーメイド・タイトリストの3ブランドをご紹介。【4話中1話目】
試打&解説:小倉勇人 「自分に合ったシャフトの重さや総重量。非常に大切です」
「自分のパワーよりクラブが軽いとトップのミスが多くなり、それを嫌がって手で振り下ろしてダフる、となってしまいます。シャフトの重さで適正な総重量に合わせることが大事です」
大手メーカーはタイプ違いの4 ~ 5モデルをラインナップするなど、とにかくバリエーションが増えたいまどきのアイアン。それぞれのモデルの特徴を、フィッターの小倉氏がじっくりと試打して解説!
【キャロウェイからご紹介!】X フォージド 7番ロフト角:33度
軟鉄の“一枚モノ”ならではの厚い打感 ●初速:46.6m/s ●打ち出し角:18.0度 ●スピン量:7649rpm ●キャリー:148.4Y ブレードが真っすぐでスクエアに構えやすいです。とにかく軟らかい打感。スピンが入って球がゆっくり飛ぶし、コントロールしやすいんです。
X フォージド STAR 7番ロフト角:29度
ソフトな打感に飛距離をプラス ●初速:48.8m/s ●打ち出し角:15.0度 ●スピン量:5842rpm ●キャリー:159.9Y シンプルながら厚みのある顔つき。軟鉄の“一枚モノ”で球持ちの良さがありつつ飛距離を追求したアイアンで、打点ミスをカバーしてくれます。
APEX Ai200 7番ロフト角:30度
安定キャリーでグリーンをとらえる ●初速:48.1m/s ●打ち出し角:18.0度 ●スピン量:6231rpm ●キャリー:158.6Y グースが強くて、分厚いヘッドで力強い印象。中空ならではの心地よくハジく手応えで、球が上がりやすくてタテ距離のバラつきが少ないです。
APEX Ai300 7番ロフト角:29度
クラブが上げて飛ばしてくれる ●初速:49.1m/s ●打ち出し角:18.0度 ●スピン量:7179rpm ●キャリー:160.4Y 「Ai200」より球が上がってスピンが入るし、飛距離が出ます。先のほうに当たっても距離のロスが少ないのは、Aiスマートフェースによるもの。