連休中日は不安定な空 急な雷雨に注意 スギ花粉の本格飛散は来週から 4月並みの暖かさに 3月4月と「長い戦い」へ【近畿の天気】
三連休のあす11日(日)にかけて上空に強い寒気が流れ込むため、本州付近は大気の状態が非常に不安定になります。このため、日本海側だけでなく太平洋側でも急な雷雨に見舞われる所があります。 特に太平洋側で降りやすいのが、あすの西日本。下層の寒気はそれほど強くないので、西日本では雨が主体となりますが、今回の雨は、晴れていると思ったら、にわかに黒雲が広がって雷雨となるような雨の降り方です。三連休、お出かけを予定されている方は油断禁物です。
近畿地方はいつ降るの?
近畿地方では、すでにきょうからにわか雨があります。 きょう10日(土)は雷雨とまではいかないと見ていますが、きょうの夕方~夜にかけては、北部だけでなく、京都や滋賀、北摂方面を中心に急な雨にご注意ください。
あすになると、近畿地方ではより広い範囲でにわか雨や雷雨となる恐れがあります。午前中から北部~京都・滋賀方面は雨の所がありますが、雷雨に要注意なのが、あすの夜。この時間帯は京阪神を含む広い範囲で、雷や突風を伴ってざっと強く降る恐れがあります。長く降る雨ではありませんが、お出かけは予定されている方は夕方には切り上げるのが良さそうです。 あさって12日(月・祝)には上空の寒気が抜けるため、日中は次第に安定した晴れの天気になりそうです。三連休最終日は安心してお出かけできそうです。
不安定ながらも、花粉症の方は日差しの有効活用を
三連休明けは晴れて4月並みの暖かさがやってきます。こうなると、スギ花粉がいよいよ飛び始めるでしょう。今年は花粉が早く、すでに1月から症状が出始めている方もいますが、本格的な飛散開始は来週からとなりそうです。その後、3月4月と花粉との長い戦いが続きます。 逆に言うと、花粉が少ない週末はこの三連休までとなります。大気の状態は不安定なため、干したままの外出はオススメできませんが、まだ症状が出ていない方は、この週末のうちに日差しの有効活用をしてください。