大阪松井知事が定例会見6月27日(全文2)義援金、現金で被災者に届けたい
大阪府の松井一郎知事が27日午後2時から定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【中継録画】松井一郎・大阪府知事が定例会見(2018年6月27日)」に対応しております。
今回の地震で感じた課題と今後の対応策について
司会:それではご質問をお受けいたしたいと思いますが、なお義援金の対象者につきましては住宅が一部損壊された方で6月26日の夜間、6月の27日午前0時から6月27日午前8時の間、避難所へ避難しておられて、かつ障害者手帳をお持ちの、おられる世帯等でございます。よろしくお願い申し上げます。それでは幹事社のMBSさん、よろしくお願いします。 毎日放送:幹事社MBSです。私からは3点ほどお伺いしたいと思います。18日に大阪府北部を襲った地震では、水道やガスなどインフラ整備の脆弱さが浮き彫りとなったと思います。知事として感じた地震に関する課題と、今後の対応策を教えてください。また、この義援金等々含めて、府独自の被災者支援策というのがほかにもあれば教えてください。 松井:今回の地震では、通学路における子供の安全・安心の確保、公共交通機関の運行停止などによる帰宅困難者の対策、老朽化した水道管をはじめとするインフラの適切な維持、更新の問題など、大都市ならではの課題も明らかになりました。現在でも180名の方が避難所での生活を余儀なくされており、これらの被災者の方が早期に元の生活に戻れるように、生活再建支援を進めていくことが重要であります。府独自の生活再建支援については、先ほど申し上げたとおりです。 毎日放送:ありがとうございます。続きましてG20の件でお伺いしたいと思います。G20の集中周知期間に関連しまして、G20大阪サミット宿泊予約のセンターというものを設置されるというふうにお聞きしました。そのセンターの設置場所であったり、人員体制、業務開始の時期など決まっておりましたら教えてください。 松井:宿泊予約センターはサミット関係者の宿泊先を安定的、効率的に確保、提供するためにサミット協議会が設置をし、サミット協議会と協定を結んだ事業者が運営をいたします。事業者はJTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行の3社による共同企業体であります。当面の間は、センターの幹事会社でありますJTBの事務所に設置をされます。人員については伊勢志摩サミットの事例を参考に対応していくと聞いています。またセンターの業務開始はサミットのちょうど1年前となるあす、6月28日からであります。 毎日放送:ありがとうございます。最後にインバウンドの影響で、今、一般の宿泊客というのも増加はしていると思うんですけども、このG20の影響っていうのが現状の宿泊予約の状況に影響を及ぼしているというのはあるんでしょうか。 松井:現在大阪ではインバウンドの、皆さんの数が増えていますから、ホテルの稼働率は非常に高い状況です。このような状況下においてセンターは、約3万人の規模のサミット関係者の宿泊先を確実に手配しなければなりません。1年前から予約の受付を開始するというのがホテルの、そういうホテルが多い中で、センターでは必要な客室数の早期確保に向けて、速やかに業務を開始すると聞いています。 毎日放送:幹事社からは以上です。 司会:それでは次のご質問をお願いいたします。よろしいでしょうか。