就職が決まらず仕方なく非正規で働いています。「正社員はメリットしかない!」と思っていたらデメリットもあるよと言われたのですが本当ですか?
非正規雇用と比べた場合の正社員のメリット2つ
正社員のデメリットを踏まえると、非正規雇用は正社員に比べると仕事への責任が少なく、ライフワークバランスを整えやすいメリットがあります。育児や介護をしながら仕事を続けたい場合、非正規雇用のほうがメリットを感じやすいケースもあるでしょう。 その一方で、正社員にもメリットはあります。本項では非正規雇用と比べた場合の正社員のメリットを2つ紹介します。 ■社会的な信用がある 非正規雇用に比べて正社員の社会的な信用は高いです。信用が高ければ住宅ローンや車のローンなどの長期ローンが通りやすい、クレジットカードなどを作りやすいといったさまざまなメリットがあります。 非正規雇用のほうが年収が高くても、信用が低くローン審査が通らない場合も決して珍しくありません。特に住宅や車など高価な物を購入したい場合は、正社員のほうが有利です ■社会保険や福利厚生が充実している 正社員のほうが社会保険や福利厚生が充実しているのもメリットです。例えば、正社員ならば万が一働けなくなってもすぐに失業保険等を受けやすい職場もあります。 また、家族手当をはじめとする福利厚生も正社員のほうが手厚い職場は多いでしょう。できるだけ病気やケガをした場合に発生するリスクに関する備えをしておきたい場合は、正社員のほうがおすすめです。
メリット・デメリットを把握して働き方を選ぼう
非正規雇用と正社員では、それぞれメリット・デメリットがあります。ライフワークバランスや仕事に割けるリソースなどによって非正規社員のほうがメリットを強く感じられる方もいれば、正社員が適している方もいます。 どちらのほうがメリットが大きいと一概に決めつけず、柔軟に対応しましょう。近年は非正規雇用から正規雇用への道も開かれてきています。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部