無資格検査問題でIHIの満岡社長が会見(全文2)記録の精緻化で負荷が増加
検査不正が防衛関連分野に飛び火する可能性は?
航空新聞社:すいません、航空新聞社の【スズキ 00:41:49】と申します。2点お伺いしたいのが、1点目がお客さまと調整の上、点検等を進めております、となっておりますが、ここの内容ですね。例えばお客さまのお名前とか、あとはその調整自体がどれぐらい費用として掛かってくるのか、また時期としてどれぐらい掛かるかといったところを教えていただきたいというのが1点目。 もう1点目が、ちょっと飛躍になってしまいますけれども、今回のような事例が例えば防衛の、御社が例えば分野に飛び火するようなことがないかといったことを確認させていただきたいと思います。 識名:今回の事象が起こって影響をお与えするエアラインさまには今回の事象1つ1つ、該当するもの1つ1つについてご説明をして、製造メーカーによる飛行安全上、問題がないという見解も含めてご説明して、対応について調整をさせていただいているところであります。個別のエアラインさんのお名前をここで公表されるのは大変申し訳ないんですけれども、差し控えさせていただきたいというふうに思います。 それから防衛関係の整備、ご指摘のように私どもの瑞穂工場は同じく、民間航空エンジンと同じように防衛エンジンのいわゆる整備作業をやっているわけですけれども、ここに関しましてはいわゆる検査員制度というのが、いわゆるFAAの認定資格を持たなきゃいけないという条件がないことが1つございます。それから、こういうことが起こったことの背景をいろいろ考えるときに、民間エンジンというのはエンジンの作業の、いろいろ負荷等が変動するわけですけども、防衛省殿の場合は契約に基づいてきちんきちんとやりますので、作業量というのも計画的に決まっておりますので、少しそういうところが民間エンジンと違います。 一番大きなところは冒頭申し上げましたように、検査員の資格というのがFAAの認定資格は不要だというところで、いろんな検査員が【***** 00:44:47】ということです。 【書き起こし】無資格検査問題でIHIの満岡社長が会見 全文3へ続く