【速報】 石破首相 予算案「誠心誠意説明し早期の成立を目指す」 入居する公邸の幽霊噂「オバQ世代なので恐れない」
FNNプライムオンライン
石破首相は27日午後、首相官邸で記者団の取材に応じ、過去最大規模の2025年度予算案が閣議決定されたことについて「年明けの国会で理解が得られるよう誠心誠意説明させていただき、早期の成立を目指したい」と述べた。 石破首相は予算案について「コストカット型経済から高付加価値創出型経済への移行を確実にすることを眼目にするもの」と述べたほか、賃上げの原資となる企業の稼ぐ力の強化、AI・半導体・GX分野への投資促進、地方創生の交付金倍増、子育て支援、防災、防衛力強化と自衛官の処遇改善などに向けた予算案の意義を強調した。 また、財政健全化との兼ね合いについては「経済再生と財政健全化の二つを両立させていかねばならない」と述べた上で、。「財政健全化の旗を降ろすことはない。プライマリーバランス黒字化を目指すという方針のもとこれまでの取り組みの進捗・成果を後戻りさせることなく、歳出歳入両面からの取り組みを継続していく」と強調した。 予算案の国会審議については、「少数与党なので野党の方々が賛成していただくことがなければ成立しない。国民の皆様方の気持ちがなるほどそうだねという風にならなければ野党の方々に賛成していただくことにはならない。丁寧に説明して野党の方々に賛成していただける環境を醸成していきたい」と強調した。 また石破首相は、点検・修繕作業が終わった首相公邸への入居を決めたことを明らかにし、「できるだけ早期に公邸へ入らせていただきたい」と述べた。公邸に幽霊が出るとの噂について問われると「オバケのQ太郎世代なので大して恐れない。実際に見たら怖いかもしれないが、それを気にするということはないというのが現状だ」と述べた。 自民党が、派閥の政治資金問題を受け、収支報告書への不記載があった総額を上回る8億円を募金を行う社会福祉法人に寄付したことについては「一つのけじめをきちんとつけたいと考えたもので、幕引きを急ごうとか、そういう考えに基づくものでは全くない」と説明した。
フジテレビ,政治部