「菌の力で生き抜く強さが必要」eatrip・野村友里が発酵料理が評判のオーベルジュへ[FRaU]
●訪ねた人 佐々木要太郎(ささき・ようたろう) 100年あまり続く民宿「とおの」を4代目として受け継ぎ、和食の料理人である父から調理の基礎を学びつつ、独自の料理スタイルを築く。2011年にはその別棟として古民家オーベルジュ〈とおの屋 要〉をオープン。どぶろく造りのために、久しく絶えていた在来米、遠野一号を復活させ、無農薬無施肥の米作りを続けてきた。エレガントな味わいのどぶろくを生み出す醸造家としても、世界中から注目を集めている。 野村友里(のむら・ゆり) 料理人。〈eatrip〉を主宰し、料理、イベント、ラジオなど、幅広い活動によって食の可能性を多岐にわたって表現する。2009年には映画「eatrip」を監督。11年、アメリカ〈シェ・パニース〉のシェフたちと参加型の食とアートのイベント「OPEN harvest」を開催。東京・原宿にて〈restaurant eatrip〉と〈eatrip soil〉を手がける。日本各地の小規模生産者を訪ねて、未来の文化、景色をつくる日本食の素晴らしさを発信する動画“TOFU KOZO”も主宰。著書多数。 ●情報は、FRaU2024年8月号発売時点のものです。