【東京女子】上福ゆき命名“群馬のショーヘイ”桐生真弥は「やさしい人とプロレスラーの二刀流」
<東京女子プロレス:高崎大会>◇3日◇群馬・Gメッセ群馬メインホールC 群馬・太田市出身の桐生真弥(まひろ)が初の地元凱旋(がいせん)興行を勝利を飾り、故郷に錦を飾った。 地元・群馬での初開催で気合の入る桐生は上福ゆきとのタッグチーム「東洋盟友(とうようめいと)」でメインイベントに登場。山下実優&宮本もかと対戦した。 ローンバトルを強いられる場面もあった桐生だが、盟友・上福の好アシストにも助けられた。終盤には2人の合体技「エンリョウ」で山下の排除に成功すると、孤立した宮本を桐生がスパインバスターで仕留め、超満員札止めとなった観客の前で凱歌(がいか)をあげた。 「何度でも来たい。3カ月に1回でもいい」と次回の群馬大会開催へ手ごたえをつかんだ様子の桐生。気持ちを全面に出して闘ったパートナーを、上福も「大谷翔平に見えてきた。これから“群馬のショーヘイ”って言ったほうがいい」とたたえた。 まんざらでもない様子の桐生は「なんか二刀流みたいな感じで」と口走る。記者から「プロレスと何の二刀流か」と聞かれると上福が「やさしい人とプロレスラーの二刀流」と紹介し、桐生も「そういう位置を狙っていこうかと思います」と呼応していた。