井上尚弥と推定30億円契約のサウジ、年収335億円C・ロナウド移籍にゴルフ賞金ツアーなど巨額投資
プロボクシングの世界4団体スーパーバンタム級統一王者・井上尚弥(31)=大橋=が、サウジアラビア国営の国際娯楽イベント「リヤド・シーズン」とスポンサー契約を結んだことが4日、発表された。推定で30億円の超大型契約とされている。 * * * * オイルマネーで潤うサウジアラビアは近年、政府主導でスポーツビジネスへの巨額投資を積極的に進めている。サッカー界では大物選手のサウジ国内リーグへの移籍が相次ぐ。米誌「フォーブス」が10月23日に出した24年のサッカー選手の高額年収(スポンサー収入は除く)トップ10には、ポルトガル代表のC・ロナウド(アルナスル)が約335億円で1位、ブラジル代表FWネイマール(アルヒラル)は約122億円で3位に入った。 ゴルフ界ではサウジ政府系資金を背景にした高額賞金ツアー「LIV」に加入した2020年マスターズ覇者のダスティン・ジョンソン(米国)は初代年間王者のボーナスとして約26億円を手にし、今季初優勝した2月の大会では約6億円を1試合で稼いだ。競馬ではサウジカップが現在の世界最高1着賞金額1000万ドルで、23年2月にパンサラッサが日本馬で初制覇し、約13億6000万円を獲得した。
報知新聞社