交通系ICへの入金、「その都度」より〈定期的〉にチャージする方が賢い選択と言えるワケ【FPが解説】
無駄な出費を抑えて今使えるお金を増やし、老後まで豊かな未来を実現するためには、どうすればいいのか。金融資産3億円を超え、自身も富裕層の仲間入りを果たしたファイナンシャルプランナーである立川健悟氏の著書『お金が増えるのは、どっち?: 読むだけでお金持ちになる!』(三笠書房 )より、一部抜粋して紹介する本連載。本当にお金を増やした人たちの、超実践的なお金を増やす方法を立川氏が解説します。 【早見表】年収別「会社員の手取り額」
ポイントは積極的に「使う」「貯める」?
買物やサービスの利用でポイントを貯める「ポイ活」 。上手に貯めればお小遣い稼ぎができます。 ポイントにはさまざまな店舗で利用できる「共通ポイント」と、特定の店舗のみで使える「ハウスポイント」の2種類があります。前者の代表は「Tポイント」「楽天ポイント」「Pontaポイント」「dポイント」です。 ポイントが貯まるのは嬉しいですが、支払ったお金以上に貯まることはありませんし、現金のように場所を選ばず自由に使うこともできません。 あくまでもポイントはお金を使った際の副産物です。貯まったポイントを積極的に利用することで、なるべく現金を手元から減らさないようにしましょう。 ポイントを貯めずに使うべき理由 ポイントと現金との性質の違いを見極め、ポイントを貯めすぎないように注意しましょう。 ○ポイントには「利息」がつかない →ポイントサービスによっては、貯まったポイントの量によって、ポイントの価値が上がるものもある ○ポイントプログラムは「改悪」されがち →ポイント付与率の変更や、ポイントの価値変更など ○ポイントには「有効期限」がある →有効期限がないものでも、自らの解約や発行会社の倒産、本人の死亡などでポイントは失効する ○ポイントの「不正利用」には補償がない →不正アクセスにより勝手に利用されても補償はない ポイントの賢い使い方 自分の生活に合ったお得なポイントの使い方を身につけましょう(【図1】お得なポイントの使い方(例))。 〈Point〉 ポイントを紐づけられるクレジットカードを利用することは、ポイントを貯める王道手段。自分の消費スタイルに合ったクレジットカード1枚を集中して使うことで、効率よくポイントを貯めましょう。 一方、「今だけポイント○倍」などポイント還元が目的で、商品を購入してしまうと、逆に無駄遣いをしてしまうことも。他にも、友達紹介でポイントが付与されると知り、友達に勧めすぎてしまうと迷惑をかけることもあるので注意。 【Answer】ポイントは現金よりも使い勝手が悪いため積極的に使う!
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