毎日炊飯器でお米を炊いています。3日に1回多めに炊いて冷凍保存したら、年間どのくらい電気代を節約できますか?
毎日炊飯器でお米を炊いていると、電気代がどれくらいかかっているか疑問に思う方も多いのではないでしょうか。電気代を少しでも抑えるために、炊飯器でお米を炊く回数を減らせば節約になると考える方もいるでしょう。 そこで今回は、毎日炊飯器でお米を炊くのをやめて3日に1回多めに炊き、冷凍保存すれば年間でどれくらい電気代を節約できるのかについて調べてみました。また、炊飯器の電気代を抑える方法についてもご紹介するので参考にしてください。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証
炊飯器でお米を炊く際にかかる電気代
炊飯器の種類は大きく「圧力IHジャー」「IH炊飯器」「マイコン炊飯器」の3タイプがあります。今回は、高性能な機能が搭載されている「圧力IHジャー」で電気代を計算しました。 圧力IHジャーでお米を炊くと1回あたりの消費電力量は約0.162キロワットアワーで、約5円の電気代がかかります。毎日、夜ご飯にあわせてお米を炊くなら年間で約1825円の電気代がかかる計算になります。
毎日から3日に1回へ減らしたらどのくらい電気代は変わるのか?
毎日、夜ご飯の際に圧力IHジャーでお米を炊くと年間で約1825円の電気代がかかることが分かりました。 一方、炊飯器でお米を炊く回数を3日1回にすると年間で約121回です。毎日夜ご飯用に1食分を炊飯器でお米を炊くと年間で約1825円必要ですが、3日分をまとめて炊いたら年間約605円となり約3分の1の電気代で済みます。 ただし、3日分のお米をまとめて炊いて冷凍保存し、2日分は電子レンジで解凍して食べる場合、電子レンジの電気代がかかることも理解しておきましょう。冷凍ごはんを解凍する場合、600~700ワットで約3分温める必要があります。 電子レンジの消費電力は、定格高周波出力の1.5から2倍といわれています。700ワットの2倍として計算した場合、1400ワットの消費電力が必要です。冷凍ご飯を3分温めた電気代は、約2.1円です。 お米を3日分まとめて炊き、2回は解凍して食べると電気代は炊飯1回約5円と解凍2回の約4.2円で、合計で約9.2円/3日(夕飯分のみ)必要です。これを年間で計算すると約1104円になるため、毎日お米を炊くより冷凍保存を活用して3日に1回お米を炊いたほうが、1年間で約721円安くなることが分かりました。