毎日炊飯器でお米を炊いています。3日に1回多めに炊いて冷凍保存したら、年間どのくらい電気代を節約できますか?
炊飯器の電気代をおさえる方法
毎日炊飯器でお米を炊くと1年間で約1825円、3日に1回お米を炊いても年間で約1104円の電気代(電子レンジで加熱する分も含める)がかかることが分かりました。炊飯器の電気代を少しでもおさえるなら、無駄な使い方をしないようポイントをおさえて使用しましょう。 ■保温機能はなるべく使わない 炊飯器には保温機能が付いていますが、電気代を抑えたいならできるだけ使わないようにしましょう。圧力IHジャーの場合、1時間あたりの保温時消費電力量は約0.019キロワットアワーで約0.6円の電気代がかかる計算になります。 1日4時間保温すれば約2円かかるため、少しでも電気代をおさえたいなら保温はしないことが一番です。 ■使用しないときはプラグを抜く 炊飯器のプラグをコンセントに挿したままにしておくと待機電力を消費し、お米を炊いていないときも電気代がかかっています。 機種によって異なりますが、お米を炊いていなくても時計表示などがついたままの状態は電気代がかかることもあると理解しておきましょう。 ■エコモードを活用する 高性能の炊飯器には消費電力をおさえることが可能なエコモードが搭載されています。エコモードでお米を炊くと通常の炊飯モードより電気代を節約することが可能です。 電気代を少しでもおさえたいなら、エコモード搭載など機能性の高いモデルを選ぶのもおすすめです。
炊飯器でお米を炊く回数を減らして冷凍保存したら、年間電気代を約721円節約できる
電気の契約状況にもよりますが、毎日お米を炊くより、3日に1回お米を炊いて冷凍保存し、2日は電子レンジで温めたほうが年間で約721円の電気代が節約になることが分かりました。さらに、お米を炊いたあとの保温機能を使用しなければその分の電気代はかかりません。 炊飯器を使用する際は、多めに炊いて冷凍する、保温機能はできるだけ使わない、使用しないときはプラグを抜くなど、ポイントをおさえれば電気代は節約できます。炊飯器のような毎日使う電化製品は電気代がかかっても仕方ないと思ってしまう方もいるかもしれませんが、節約できるところはして、上手に活用しましょう。 出典 経済産業省 資源エネルギー庁 省エネ性能カタログ 2022年版 137ページ 東京電力エナジーパートナー株式会社 料金単価表‐電灯 従量電灯B 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部