名古屋市・河村市長が定例会見5月24日(全文1)リタイアした医師や潜在看護師の確保を指示
人権尊重に十分な配慮を
集団接種、個別接種、さらに高齢者施設等における施設内接種の組み合わせ、7月末までに希望する高齢者全員の接種が完了するよう全庁体制で確実に接種を進めてまいります。最後に、繰り返しになりますけれども、不幸にも感染された皆さんの関係にある方に、風評被害に遭うことのないよう、人権尊重に十分な配慮をお願いします。以上でございます。
7月末までに高齢者への接種をどうやって完了させるのか
CBCテレビ:ありがとうございます。まず幹事社から伺わせていただきます。ワクチンについてなんですけれども、名古屋市が7月末までに高齢者のワクチン接種を完了させるとされていますけれども、今後、具体的にどうやって完了させる予定か。1人2回打つ必要があるので最低でも7月上旬には1回目を全員が終える必要があると思うんですが、その辺り、市長のお考えを教えてください。 河村:今、たまたま言いましたけど、ちょっと開業医さんのほうですけど、第1回目が7月15日というところがありまして、それであと8月になりますけど、2回目が。そういうところもないわけではないということはちょっと頭に入れていただいてと。しかし7月中に打てるようにするというのは、国もそう言ってますので、市内の65歳以上の高齢者60万人を打てるように、7月末までに打てるようにやっていると。 計画上、5月12日から本格実施を開始した集団接種と、市内900以上の病院、診療所等において今週から順次開始する個別接種により、900以上ですか、集団接種では週当たり最大5万回以上、個別接種では週当たり最大8万回程度を実施して必要なワクチンおよび接種体制を確保しております。確保していくということでございます。 また、今週からは愛知県が設置します大規模接種会場でのワクチン接種が開始され、本市としても国に対し、大都市において大規模接種を実施することを他の政令都市と連携して強く要望しておりまして、本市施設等の大規模接種会場の人の収容や、接種に必要な医療従事者、リタイアした医師や潜在看護師の活用などの確保を積極的に関係者に指示しているという方法によりまして7月中には打てるように努力しております。