スイングに迷っても一発解決!? 「レディースクラブをゆっくり振る」を試せば正しいタイミングを取り戻せるって本当?
レディースクラブを遅いヘッドスピードで振るとしなりを感じやすくなる
残り160ヤード前後といわれたら、今どきの飛び系アイアンを使う男性ゴルファーなら7番どころか8番アイアンぐらいを持つのではないでしょうか。でも女性ゴルファーはドライバー平均飛距離が160ヤード前後。それだけに女性にとってはクラブ選びは重要な課題といえると思います。 【写真10枚】これがテーラーメイド新作「Qi35」とキャロウェイ新作「ELYTE」、ピン新作「G440」です! 注目3機種を見比べる
しかし、女性の多くはスペックやメーカー、モデルに詳しくありません。ゴルフショップの試打やクラブフィッティングに行っても、時間がかかるのはやむを得ないところ。付き添いの男性ゴルファーは暇を持て余してしまうかもしれません。 実は私自身、過去に多くの試打をしたりスイング改造をやり過ぎて、スペックに対する感覚や感性がなくなってしまった時期があります。その時、約1年間レディースクラブのフルセットでプレーしていました。 ヘッドもシャフトもグリップも軽量で軟らかいレディースクラブを力任せにスイングしても、タイミングが合わないばかりかボールにまともに当たらないことが体感でき、シャフトのしなりを繊細に感じることができるようになりました。 現在のレディースモデルの多くは安全面の理由から使用ヘッドスピードに制限があり、男性ゴルファーが振り回すことはできません。一方で飛距離アップの練習グッズの多くは、シャフトを模した軟らかな棒が付けられたものが数多く販売され、よりシャフトのしなりを生かすスイングを身に付けた方がいいことも事実です。 もし女性ゴルファーといっしょにショップ試打やフィッティングに訪れた際は、彼女達が打っているクラブを「彼女のヘッドスピード」で一度打ってみてください。
ゆっくり大きくスイングするとタイミングやHSを出す感覚がつかめる
レディースクラブを打って練習したことがある人はいるかもしれませんが、女性ゴルファーと同じヘッドスピードで「ゆっくり大きくスイング」しながら、芯でスクエアにインパクトするのは至難の業です。 ただ軽く打つだけなら、振り幅を小さくしたり、インパクトで減速して合わせることもできます。ですが、それでは練習としての意味があまりありません。