新シーズン初戦に向けて調整を進める松山英樹

◇米国男子◇ザ・セントリー 事前（31日）◇プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)◇7596yd（パー73） ＜独占インタビュー＞松山英樹がパリ五輪を語る 2025年のPGAツアー開幕戦に出場する松山英樹はハワイで年をまたぐ。1月2日（木）にスタートする新シーズンを前に、年内最後の日も試合会場で調整。プロ13年目、ツアー12年目の初戦に備えた。 松山は前週末に早藤将太キャディ、黒宮幹仁コーチ、須崎雄矢トレーナーと渡米。オアフ島で練習ラウンドを重ねた後、マウイ島に移動した。12月30日（月）にアウト9ホールを回り、この日はインコースをチェック。その後ドライビングレンジで打ち込んだ。

開幕2日前はイン9ホールをチェック

夏場に昨季最終戦「ツアー選手権」を終え、9月にカナダで対抗戦「プレジデンツカップ」を戦ってから帰国した。今大会は10月の日本開催PGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」、11月の日本ツアー「ダンロップフェニックス」以来の実戦になる。

グリーン周りも入念に

昨季のツアー大会優勝者（31人）、フェデックスカップポイントランキング50位（29人）までの60人がエントリーしたシグニチャーイベントの初戦。5年連続出場の松山は近年、故障や体調不良に苦しみ、昨年も58位と振るわなかったが、この日はスイングを確認しながら笑顔を多くのぞかせた。

開幕戦は注目組からスタート

1年前に46位だった世界ランキング（2023年末）は、ツアーでの2勝と「パリ五輪」銅メダルを奪ったシーズンを経て6位に復帰した。2月には33歳。円熟の域に達している。ツアー発表の優勝者予想6番手で迎える初日は、午前11時39分（日本時間3日午前6時39分）に第1ラウンドの最終組でティオフ。ジャスティン・トーマス、アダム・スコット（オーストラリア）と再び視線を集めて一年をスタートさせる。