一体何が起きていた? 兵庫県知事選 斎藤前知事 再選のワケは「SNS」…各世代 投票の理由は?【Nスタ解説】
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失職して出直し選挙に臨んだ斎藤元彦前兵庫県知事。再選を果たしました。急速に支持を伸ばした背景には、何があったのでしょうか? 【CGでみる】兵庫県知事選 出口調査 年齢別では ■知事選 一体何が起きていた?斎藤前知事 再選のワケ 良原安美キャスター: 17日に投開票が行われた兵庫県知事選挙。投票率は55.65%と前回を大きく上回り、開票の結果、斎藤元彦 前知事が111万3911票を獲得し、2位の稲村和美 前尼崎市長に13万票以上の差をつけて「再選」を果たしました。 井上貴博 キャスター: 選挙期間中は放送法の規定によりテレビでの選挙報道が激減します。私としてはむしろこの選挙期間中こそ選挙報道すべきだという思いがあります。今回の選挙について尼崎市の松本市長はどのようにご覧になりましたか。 松本眞 兵庫県尼崎市長: 選挙前は斎藤前知事の文書にまつわる問題一色の報道でした。私の地元でも斎藤さんに対する非常に厳しいご意見がたくさんありました。 しかし立候補表明をしてから、だんだんとネット上で『斎藤さん頑張れ』と応援する声が大きくなり、支持を得るようになりました。これが当選に繋がったと受け止めています。 井上キャスター: 今回の選挙では県内29市長による「市長会」の有志22人が稲村和美 前尼崎市長の支持を表明しました。これについてはマイナスに流れたような、闇の部分のように見えてしまった気がします。 松本眞 兵庫県尼崎市長: 大変厳しいご指摘をいただいていると思っております。それぞれの市長がそれぞれの思いで表明したもので、しっかりと反省していかなければいけないと思っております。 私が稲村さん支持の表明に至ったのは「稲村さんのSNSの対応」です。例えば『外国人参政権を進める』『極左である』など様々な情報拡散に、稲村陣営がしっかりと対応できる体制がなかった。さらに稲村さんのSNSアカウントが凍結されるなど、情報発信の面で非常に課題があったからです。 ホラン千秋 キャスター: 今回の選挙において『情報』がどのように作用したのでしょうか。