関電が金品受領で再び会見 事後レク(全文2)工事受注につながった事情はないと判断
関西電力の役員ら20人が高浜原発のある福井県高浜町の元助役から多額の金品を受け取っていた問題で、同社は2日午後から記者会見を開いた。その後、会見に関する事後レクチャーを行った。 【動画】関電が金品受領で再び会見、氏名など公表へ 八木会長、岩根社長ら出席 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは、「関電が金品受領で再び会見、氏名など公表へ 八木会長、岩根社長ら出席(2019年10月2日)」に対応しております。 ◇ ◇
なぜこれを指摘したのか
朝日新聞:小林先生、これをあえて15ページの後段に、小林先生がお書きになったか分かりませんけど、これについて指摘をされた狙いっていうのは、あるいはなぜこれを指摘したのかについて、先生の所感をお願いします。15ページです。 小林:15ページの。 司会:Bの工事概算のところですか。 岡田:ちょっと、すいません。先生の所感の前に事務局から申し上げますと、今回、この報告書の構成のとおり、個々の行為、事実を調べまして、認定しまして、その上で14ページからコンプライアンス、その評価ということで、個々の行為につきましての評価をいただいております。まず14ページで金品を渡されたところの評価、会社対応の評価、そのあとでこの情報提供に関しましてマル2のところで提供した情報はどうなのか、そのBのところで、この工事概算額の開示に関する問題、どうなのか、こういった全ての論点につきまして評価を書いていると。その中の1つということでございます。 朝日新聞:その中の1つについて、小林先生のこれについての見解を教えてください。 小林:もちろん公務員であればもう少し問題にはなるかと思ってます。ただ、私の理解では出したものは、いずれ皆さんに分かるような、時期的にはかなり、いずれ分かるような雑駁な、そして申し訳ないですけど、森山さんがそういうのを先に手に入れて、俺は知ってるんだという形を取ることは非常に森山さんにとってはうれしいことだったという形、そういう情報提供であったというふうな、そういう理解をしております。ですから、それを公務員に当てはめた場合にどうなるかは若干、本当にきちんとその事案に当たらないと、なかなか、直ちに評価を出すっていうのは困難かと思いますけども。 朝日新聞:ありがとうございます。 司会:ほかの方はよろしいでしょうか。では、そちらの。