初戦で引き分けたサクラフィフティーン、強豪アメリカに挑む第2戦。ラグビー女子日本代表テストマッチ
FWは両PRを変更し、イングランドのセール・シャークスでプレーするベテランのキャサリン・ベンソンと、イングランドのレスター・タイガースでプレーするメイ・サガポールーの2人が先発し、バイスキャプテンのHOキャサリン・トレダーの3人でフロントローを構成する。LOにはPRから転向したエリカ・ジャレルと、ハリー・タフオーウの2人。FLがレイチェル・エレキとタリア・ブロディ、そしてNO8には20歳のフリーダ・タフーナが引き続き入った。
BKは先週トライを挙げたSHオリビア・オルティーズはメンバー外となり、先週試合に出なかったテイナ・トゥクアフが9番を背負い、バイスキャプテンのマッケンジー・ホーキンズとハーフ団を組む。
両CTBはカターナ・ハワードとエミリー・ヘンリッチに替わり、WTBには先週FBを務めたキャプテンのテス・フュリーが11番に入り、フィジー出身のブロウ・マタイトガと両翼を担い、FBには先週初キャップを獲得した18歳のサライア・イバラが初先発する。
ベンチにはHOペイジ・スタサポレス、PRマヤ・ラーナード、アリビア・レザーマン、LOエマーソン・アレン、ジェニファー・クロッシュ、出場すれば初キャップとなるFLテッサ・ハーン、先週初キャップのSHソフィア・パーズ、CTBガビー・カントーナ、WTBジョアン・ファーヴェッシが入った。
先週は来日して間もない試合で、常に日本代表に先手を取られたアメリカ代表としては、持ち前の接点、セットプレーの強さを武器に主導権を握って、しっかり勝利したいところだ。
2戦目の会場であるエコパスタジアムは、2019年ワールドカップで男子の日本代表がアイルランド代表から金星を奪った縁起の良い場所である。サクラフィフティーンも男子に倣って、格上のアメリカ代表から初白星を挙げたい。サクラフィフティーンvs.イーグルスの第2戦は8月17日(土)午後6:00にキックオフされる。
文:斉藤健仁
斉藤 健仁