初戦で引き分けたサクラフィフティーン、強豪アメリカに挑む第2戦。ラグビー女子日本代表テストマッチ
BKを見ると、ハーフ団はSH(スクラムハーフ)に、2大会連続ワールドカップ出場中の津久井萌(横河武蔵野アルテミ・スターズ)と、キックに長けたSO(スタンドオフ)大塚朱紗(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)と経験値の高い2人が引き続きスターターを務める。
CTB(センター)はオーストラリアでのプレー経験もある古田真菜(東京山九フェニックス)が13番から12番に上がり、畑田桜子(日本体育大学3年)に代わって、弘津悠(ナナイロプリズム福岡)が13番に入った。
バックスリーは変わらず、WTB(ウイング)にはキックが武器の今釘小町(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)と、ステップで素晴らしいゲインを見せた松村美咲(東京山九フェニックス)が両翼を担い、最後尾のFB(フルバック)は西村蒼空(MIE PERALS)が務める。
リザーブにはHO谷口の他に、PR/HO小牧日菜多(東京山九フェニックス)、ニュージーランドで経験を積んだPR/HO永田虹歩(MIE PERALS)、FL向來桜子(日本体育大学3年)、FL細川恭子(MIE PERALS)、SH阿部恵(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)、先週、途中出場からトライを挙げたCTB小林花奈子(横河武蔵野アルテミ・スターズ)、イングランドでプレー経験のあるSO山本実(YOKOHAMA TKM)が控える。
サクラフィフティーンとしては、1戦目と同じようにディフェンスで身体を張りながら、相手陣で戦う時間を増やして、得点に結び付け強豪相手に初勝利を挙げたいところだ。
一方、日本代表同様に来年のワールドカップ出場を決めており、1部相当の「WXV1」にも出場する「イーグルス」こと、アメリカ代表。「第2戦はラインアウト、モールで優位に立ってアタックをしていきたい」と話していたシオネ・フコフカHCはFW2名、BK4名と大きく先発を入れ替えてきた。