初戦で引き分けたサクラフィフティーン、強豪アメリカに挑む第2戦。ラグビー女子日本代表テストマッチ
すでに、『ラグビーワールドカップ2025』に出場を決めている『サクラフィフティーン』こと、女子15人制ラグビー日本代表(世界ランキング11位)は、『太陽生命 JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2024』で、アメリカ代表(7位)と2連戦を敢行、8月17日(土)は静岡・エコパスタジアムで2戦目が行われる。
サクラフィフティーンは5月に香港で行われた『女子アジアラグビーチャンピオンシップ』で優勝。これにより今年の9月末から10月にかけて、南アフリカで開催される女子15人制の国際大会のディビジョン2に相当する『WXV2』と、2025年のワールドカップの出場権を獲得した。
先週11日(日)に、福岡・ミクニスタジアム北九州で行われた初戦では、日本代表は過去2試合で1度も勝てていない格上のアメリカ代表に、気持ちのこもったタックルを繰り返して17-17と引き分けた。
初戦を終えて、「選手たちのエフォートの部分は本当に誇りに思う。静岡ではもう少し、ポゼッションもテリトリーも取っていきたい」と語っていたレズリー・マッケンジーHC(ヘッドコーチ)は、1試合目の先発から、FW(フォワード)2名、BK(バックス)1名を入れ替えた。
第1列はHO(フッカー)を入れ替え、2022年ワールドカップに出場した谷口琴美(横河武蔵野アルテミスターズ)から、公家明日香(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)に替わり、1戦目でトライを挙げたPR(プロップ)北野和子(MIE PERALS)、若手の峰愛美(日本体育大学3年)の3人で構成される。
LO(ロック)にはワールドカップに出場した佐藤優奈(東京山九フェニックス)と、吉村乙華(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)の2人。先週1トライを挙げた、FL(フランカー)川村雅未(RKUグレース)とワールドカップに2度出場した、キャプテンのFL長田いろは(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)、NO8(ナンバーエイト)には永井彩乃(YOKOHAMA TKM)に替わり、43キャップのベテランの齊藤聖奈(MIE PERALS)が入った。