「体型にコンプレックスを抱えた20代を過ごした」弁護士がボディコンテストで活躍 ストレスで激やせの過去も
10月14日(月)、横須賀市文化会館にて『ベストボディ・ジャパン2024ジャンル別&職業別東日本大会』が開催され、青木美佳(あおき・みか / 43)さんがミス・ベストボディ、弁護士部門で2位入賞を果たした。 【写真】青木美佳さんが作り上げた健康的ボディ
現在は弁護士として忙しい毎日に奮闘する青木さんであるが、これまで歩んできたキャリアは”異色”と言っても過言ではない。 「実は弁護士になったのは35歳。それまではアナウンサーとして活動をしていました。学生時代はアナウンススクールにも通っていたのですが、そのときの先生に”痩せないと落ちるよ”と体型の指摘をされたこともあって。確かに、当時の体重は今より15kgほど太っていたので言われても仕方なかったかもしれないのですが、自分の体型がコンプレックスに感じる20代を過ごしてきました」 20代はダイエットに挑戦をしても成功しない日々が続いていたという。 「20代のころは特に太りやすい体質だったこともあり、ダイエットも挫折の繰り返しでした。当時は焦りからくるストレスもあったのでしょう。痩せようと思えば思うほど、意に反して食べてしまうこともあって。かと思えば、仕事を始めるようになると今度はストレスで食事が喉を通らなくなり、激痩せした時期もあったのです」 「いまがベスト体重」と笑顔で語る青木さん。長きに渡り体型に悩んできた経験を経て、どのように現在の『健康的な体型』を手に入れたのだろうか。 「運動も食事も適切な量をバランスよく取り入れることができるようになったのが大きな理由だと思います。筋トレは特段していないのですが、趣味のゴルフやクラシックバレエ、テニスを定期的に行うことで運動習慣は身につきました。特に私は若いころに食事で苦労をした経験があるので、”痩せなければ”と思わないことは意識しましたね。合言葉は”気にしすぎない”です!」 弁護士として活躍をしながらも、適度な運動で女性らしさも忘れない青木さんに体型維持の秘訣を伺った。
「人は一生懸命になればなるほど、いつの間にか『楽しむ』ことを忘れがちになってしまうものです。頑張ることは大切ですが、それ以上に楽しむ気持ちや好きな気持ちを持ち続ける。そうすると自ずと結果もついてくるに違いありません」 体型にコンプレックスを抱えていた経験があるとは思えない美しさで観客を魅了した青木さんの満開の笑みは、ステージを心から楽しんでいる証拠だ。
取材:池田光咲 撮影:中島康介