メリハリのあるボディでグランプリ獲得の51歳 こだわりの食事や美容法とは?
10月27日、大阪国際交流センターで行われた『ベストボディ・ジャパン2024関西大会』クイーンクラス(50~59歳)でグランプリを受賞した小田晶子(おだ・あきこ/51)さん。日本一という目標に向かって邁進する小田さんの健康美はどう作られているのか。食事、トレーニング、睡眠、美容について詳しく聞いた。 【写真】50代に見えない!小田晶子さんのハリのあるメリハリボディ
小田さんが食事で重要視しているのは「バランス良く食べること、食べる物と食べ方」。 しっかり食べながら女性ホルモンが出ている状態でトレーニングをすることにより筋肉をつけ、代謝を上げる生活を心がけているという。 朝食の準備は前夜から始まる。 「冷たいものは食べないので、サラダ、果物、納豆、もずく、卵など前夜に冷蔵庫から出して常温にしておきます」 朝起きると「内臓を温めるためにお白湯を飲みます。次に、消化酵素を働かせやすくするために果物を食べて、15分おきます。サラダは生のものから先に食べ、栄養吸収を助けるためにオリーブオイルをかけます。サラダの次は卵、鶏肉、納豆などのタンパク質、最後にご飯です」 注意点は、消化酵素が薄まらないよう食事中に水分はあまり取らないこと、消化酵素を大量に消費する添加物が入っているものは避けることだそうだ。 朝食は量も多く、咀嚼もしっかりし、1時間かけて食事をしている。 「お昼はほとんど出先で少量食べます。くるみ、アーモンド、果物、小魚、鶏肉、おにぎりです。夜は夏でもお鍋。きのこ類、旬の野菜、タンパク質は鶏や豚、魚類などその日安いものをスーパーで買います。ポン酢は添加物なしの『谷町ぽんず』一択です」 「トレーニングは週5回パーソナルです」と小田さんは言う。 「週2回は1時間トレーニング、1時間有酸素運動。胸、背中、肩、お尻をまんべんなく鍛えます。週3回のピラティスは、美姿勢に重要な筋肉のトレーニングや、体幹、軸のトレーニングをしています」 睡眠は、オーダーしたこだわりの枕でたっぷり8時間。 「子どもが独立し、睡眠時間が増えました。たまに睡眠時間が少ないと、朝起きたときの鏡に映る顔が5歳は老けて見えるので、できるだけ8時間確保を心がけています」 「食事や睡眠といった内側からのケアが若さを保つのに何より大切」という前提の上で、髪やお肌の手入れにも余念がない。 「美容院でも月一回特別なトリートメントはしますが、やはり日常の自分でのお手入れが大切だと思います。週2、3回はヘッドスクラブにケラチントリートメントと自分で特別ケアをしています。髪と同様にお肌のケアもとても丁寧に行っています。シートマスクは朝晩。お化粧水、美容液数種類、クリーム、塗るたびに3分置いてお肌に浸透させてから、次のものを塗るようにしています」 小田さんの目標は、昨年3位だった日本大会で今年日本一になることだ。 「昨年果たせなかった日本一という目標を今年は必ず達成します」、小田さんは言う。 「私は兵庫県でベストボディ・ジャパンの公認講師をしています。どういうわけか、私をご指名でレッスンを受けにきてくださる選手の方は、徳島、広島、名古屋といったご遠方の方が多いです。全国にたくさんの優秀な講師がおられる中、私を信じて来てくださる選手の方のためにも、私自身が今よりももっと強くなりたいんです」
「そしてさらには、ベストボディ・ジャパンの魅力をもっとたくさんの方に伝えられる講師になりたいと思っています。一人でも多くの方にベストボディ・ジャパンの存在を知っていただき、人生を変えるきっかけにしてほしい。何歳からでも諦めない、変われる、輝ける、その場所がベストボディ・ジャパンです」
取材:あまのともこ 撮影:岡 暁