「レーシック」を受けてコンタクト生活をやめたいけど、「コンタクト代」は何年で元が取れるの? 注意点についても解説
普段からコンタクトを利用している人であれば、「1日中コンタクトを付けていて目が疲れた」「コンタクト代がけっこうかかる」と感じたことはないでしょうか。こうした悩みから「レーシックを受けてコンタクト生活から解放されたい」と思う人もいるでしょう。 しかし、レーシックは保険が適用されないため、手術費用は決して安くありません。本記事は、レーシックを受けたらどれくらいの期間で元がとれるのかを解説します。
コンタクトレンズはいくらかかる?
コンタクトレンズにどれだけの費用がかかるかは、レンズの種類や使う日数によって異なります。一般的に使い捨てコンタクトレンズは「1日(1day)タイプ」「2週間タイプ」「1ヶ月タイプ」の3種類に分けられます。 一般的には1dayの使い捨てタイプがほかのタイプより高額になります。1年間毎日コンタクトを利用した場合の費用は、コンタクトレンズ専門店・販売店のアイシティによると、図表1のようになります。 図表1
コンタクトのアイシティ 使い捨てコンタクトレンズ一覧 より筆者作成 同じ1日タイプや2週間タイプでも種類によって値段が変わりますが、1日タイプを10年間毎日使えば約60万円の費用がかかる計算になります。こうした費用を考えると、「レーシック手術をやったほうが長期的に見て安上がりなのでは?」と考える人も多いのではないでしょうか。 では、具体的にレーシックの費用はいくらで、コンタクト代の元を取るにはどれくらいの年数がかかるのかを確かめてみましょう。
レーシックの手術費用はいくら?
レーシックは目の表面にある角膜をレーザーで削り、角膜の形状を変えることによって近視・遠視・乱視を矯正する手術で、メガネやコンタクトでの視力矯正が不要になります。しかしレーシックは保険適用外のため、「手術費用が高い」というイメージを持っている人も多いでしょう。 レーシックの手術費用に関しても、プランがいくつか用意されているため一概にはいえませんが、おおむね15万円~40万円が相場とされています。