「ルノワール×セザンヌ ―モダンを拓いた2人の巨匠」が三菱一号館美術館で開催。世界巡回展唯一の日本会場
今年11月23日にリニューアルオープンする東京・丸の内の三菱一号館美術館が、ピエール=オーギュスト・ルノワールとポール・セザンヌ という二人の印象派・ポスト印象派に焦点を当てた展覧会「ルノワール×セザンヌ ―モダンを拓いた2人の巨匠」を来年開催する。会期は2025年5月29日~9月7日。 本展は、ルノワールとセザンヌに同時にフォーカスする世界巡回展。ルノワールの代表作《ピアノを弾く少女たち》やセザンヌの代表作《画家の息子の肖像》をはじめ、肖像画、静物画、風景画、そして、二人から影響を受けたピカソなど約50点の作品を展示。現代美術の原点を探る。 本展はオランジュリー美術館とオルセー美術館の協力により、イタリア・ミラノ、スイス・マルティニ、香港を経て日本に上陸する展覧会で、三菱一号館美術館が日本唯一の会場となる。 なお、三菱一号館美術館のリニューアルオープン後のこけら落としとしては「三菱一号館美術館 再開館記念『不在』―ソフィ・カルとトゥールーズ=ロートレック」 展(11月23日~2025年1月26日)が予定されており、本展はそれに続くもの。また、本展の後には「オーブリー・ビアズリー展」(仮称)も控えている。