【独自解説】11人“乱立”の自民党総裁選、党重鎮たちの本音「なんとか5人ぐらいで止まってほしい」のワケとは!?ベテラン・若手入り混じった争い、カギとなるのは9月10日の『アメリカ大統領選討論会』?
■日本の総裁選にも大きな影響を与え得る、『アメリカ大統領選』の行方
そして、新しい総裁・政治家を支える官僚の皆さんから「大丈夫かな」という声を聞いたのが、海の向こうの影響です。『9月10日』次第で、選ぶ人が変わってくるというんです。 2024年9月10日、アメリカ大統領選初の大統領候補同士の討論会が開かれます。今のところ、支持率はハリスさんが少し上との情報もありますが、問題は「どっちがどういう出来か」ということです。
ハリスさんが物凄く良い出来で「これはもうハリスさんだ」となると、ハリスさんは最長で8年間大統領になるので、「自民党総裁も若手のほうがいいのではないか」ということになります。ただ、まだまだハリスさんの出方はわかりません。
ところが、トランプさんが復活して物凄く勢いがあり「これはトランプさんだな」となると、扱い方・付き合い方が難しくなるため、「やはり即戦力だろう」という声が当然、自民党の決選投票前に出てきます。ベテランの人たちは、そこで目が出てくるわけです。9月10日を睨みながらの神経戦が続いています。(『読売テレビ』特別解説委員・高岡達之) (「かんさい情報ネットten.」2024年8月19日放送)
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