フライパンひとつで作れる簡単タンドリーチキンのレシピ
と言っても、Aの材料をすべて加えて、グルグル混ぜるだけ。材料さえ揃えれば至極簡単です。
次に鶏もも肉の下ごしらえを。目に見える筋は舌触りが悪いので外しておきましょう。
筋が取れたら、大きめにカット。本場インドでは鶏の皮も取りますが、そこはお好みで残しても。
塩・こしょうを振ったら、鶏肉の下ごしらえは完了です。
しっとりタンドリーチキンのコツは最低15分のマリネ時間
材料をすべて混ぜ合わせたマリネ液に鶏肉を加え、もみこむようにして混ぜます。で、ここがポイントなんですが、最低15分間は漬け込んでください。ヨーグルトが鶏肉をしっとり柔らかくしてくれるので、この工程を前夜に済ませておき、冷蔵庫で保存しておいてもOK。
マリネし終わった鶏肉は、オリーブオイルを加えて熱したフライパンに皮目から入れ、中火で5~6分ほど焼きます。焼き色がついたら、ひっくり返して、フタをしてさらに5~6分。
表面にカリっと焦げ目がついたぐらいが焼き上がりの目安です。
焼きあがったタンドリーチキンを皿に盛り、レタス、パクチーなどたっぷりの野菜を添えて召し上がれ。
多めに作って残ったタンドリーチキンは細かく割いてチャーハンに入れたり、マヨネーズを加えてサンドイッチのフィリングにしてもGood!
夏のお惣菜の定番になりそうです。
● 野本やすゆき (料理研究家)
東京・谷中で昭和初期から続く老舗寿司店「谷中 松寿司」に生まれ、現在、金・土・日曜のみ3代目として店を継承。“週末鮨屋”としても活動しつつ、わかりやすいレシピがTV、雑誌で人気の、いま注目の料理研究家のひとり。プロレス好き。 最近、YouTubeにて野本やすゆきチャンネルを開設。
文・編集/秋山 都(Web LEON) レシピ&調理/野本やすゆき 写真/吉澤健太