相手をベラベラしゃべらせる「雑談上手な人」が会話の時に見つめている「体の一点」
アゴの動きが早い人、ゆっくりな人、ほとんど動かない人のどれか?アゴの動きは、何ミリ、何センチくらいか?どんなタイミングでアゴを動かすか? 動きを観察したら、同じ動きをします。相手の動きが早くて大きい人なら、同じ速さで大きさも同じにします。そして大事なのは、相手が話し終えて沈黙になったら、こちらも沈黙して動きだけ合わせます。 これがピッタリ合ってくると、オウム返しを入れなくても、不思議なことにべらべらしゃべってくれるようになります。 初めてこれを学んで、営業の場面で使ってみたら、まるで魔法にかかったように、お客様がべらべらしゃべり出すので、とても驚きました。 これらの技術をベースにして、他の数々のスキルと組み合わせていったなら、あなたは雑談の達人へどんどん近づいていくでしょう。 ペーシングは、相手がベラベラしゃべりだす魔法です! ● 人から話しかけられる 「感じがいい人」の条件とは 「僕、タクシーに乗るとよく運転手に話しかけられるんです。そういえば人通りが多いのに、なぜかよく僕だけ道を聞かれます」 30代の友人がこんなことを言うので、 「ああ、君は感じがいいからそうなんだろうね。あっ、感じがいいというのは、どういうことだろう?具体的に考えたことがないよね」
感じが悪い人といい人の条件を考えてみました。 まずは「感じが悪い人」の条件はどんなものでしょう。最悪なのは、こちらの言う事にキレたり、否定をする人ですね。触ると危険なタイプです。 次に、こちらの話をまったく聞いてくれない人です。もっともわかりやすいのは、目を合わせてくれない人です。視線を合わせない人と話すのは、「お前の話はつまらないんだよ」というメッセージが送られているように感じてしまいます。 では「感じがいい人」はどんな条件になるでしょう。一番は、よほど失礼なことをしない限り、キレたり否定しない人です。ちょっとやそっとでは不機嫌にならない人は、「感じがいい人」といえそうです。 次に共感性です。視線を合わせてうなずき、こちらの感情に共感してくれたり、察知をしてくれる人は、「感じがいい人」といえるでしょう。 これを論理的に表すのは、「心理的安全性」という言葉がぴったりだと思います。