史上最高額の日本人は誰だ? 歴代市場価値ランキング1~10位。日本サッカー史に残るレジェンドは…
4位:鎌田大地 生年月日:1996年8月5日 最高市場価値:3000万ユーロ(約42億円) 更新日:2022年11月8日(当時26歳) 今季よりラツィオでプレーする鎌田大地が日本人歴代市場価値ランキングで4位にランクインした。今からおよそ1年前の2022年11月に記録した3000万ユーロ(約42億円)が彼の中での最高額である。 昨年に鎌田がこの額を叩き出した理由はわかりやすく、昨季序盤にこの日本代表MFは得点を量産していた。ブンデスリーガでは開幕から11月までに7ゴールを記録し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では日本人史上初めて3試合連続ゴールという偉業を達成した。 このゴールラッシュの影響で鎌田の市場価値は3000万ユーロ(約42億円)まで急上昇したが、その後、得点関与が減ったことでシーズン終了時点では2700万ユーロ(約37.8億円)までダウン。そして今季からプレーしているラツィオで出番が限られていることから、現在は2000万ユーロ(約28億円)まで価値が下がってしまった。たった1年で1000万ユーロ(約14億円)も下がることからも、市場価値の変動ぶりがわかるだろう。
3位:冨安健洋 生年月日:1998年11月5日 最高市場価値:3000万ユーロ(約42億円) 更新日:2023年12月18日(当時25歳) 現在は負傷離脱中だが、アーセナルで主力を務める冨安健洋は、攻撃的な選手と比較をすると上がりにくいDFながら、今年12月の更新で初めて3000万ユーロ(約42億円)の大台を超えた。 今でこそ世界的な名門で主力を務める同選手だが、海を渡った18年1月の時点で彼は世界的に見れば無名に近く、当時はわずか35万ユーロ(約4900万ユーロ)の市場価値しかなかった。そこからシント=トロイデンで900万ユーロ(約12.6億円)、ボローニャで1800万ユーロ(約25.2億円)まで価値を高めて、21年夏にアーセナルにステップアップを果たした。 アーセナルでの活躍を見ると、冨安の市場価値は常に上がり続けていると思われがちだが、22年6月から22年9月にかけてはダウンしている。市場価値は怪我など不可抗力なものが理由であろうと、試合に出場することができなければ自動的に下がってしまう。冨安は2シーズン連続で怪我に見舞われているが、それでも出場時に結果を残したことが今回の自己最高額更新に繋がった。