史上最高額の日本人は誰だ? 歴代市場価値ランキング1~10位。日本サッカー史に残るレジェンドは…
6位:香川真司 生年月日:1989年3月17日 最高市場価値:2200万ユーロ(約30.8億円) 更新日:2012年6月28日(当時23歳) ドイツの地で最も衝撃を与えた日本人は香川真司だと断言してよいだろう。ロベルト・レヴァンドフスキらと強力攻撃陣を牽引し、ドルトムントで2度のブンデスリーガ制覇を成し遂げた。 日本代表でも本田圭佑や岡崎慎司らとともに長く引っ張る存在だった香川が、日本人歴代市場価値ランキングで6位というのは少々意外だろう。彼の自己最高額は、31試合で13得点12アシストという圧巻の数字を残した2011/12シーズン終了直後に叩き出した2200万ユーロ(約30.8億円)で、当時は日本人史上最高額だった。 2012年夏にマンチェスター・ユナイテッドに完全移籍を果たしたが、イングランドの地では自己最高額を更新することができなかった。しかし、サッカー界はインフレが続いており、当時と今では2200万ユーロ(約30.8億円)の価値も異なる。仮に今、全盛期の香川が欧州でプレーしていたら、日本人の最高額を更新していたかもしれない。
5位:中島翔哉 生年月日:1994年8月23日 最高市場価値:2500万ユーロ(約35億円) 更新日:2019年5月2日(当時24歳) 現在、浦和レッズに所属する中島翔哉は160万ユーロ(約2.2億円)まで市場価値が下がっているが、たった数年前までは当時の日本人市場価値ランキングでトップに立つほど価値が高騰していた。 彼が自己最高額の2500万ユーロ(約35億円)を叩き出したのはアル・ドゥハイル在籍時。しかし、カタールではほぼ活躍しておらず、その前に所属していたポルティモネンセで二桁ゴール二桁アシストという結果を残したこと、そして日本人史上最高額となる3500万ユーロ(約49億円)の移籍金がこの額に直結している。 というのも、市場価値と移籍金は密接に関係しており、高額での取引となれば必然的に選手の価値は上がる。しかし、活躍できなければあっという間に下がる。その後移籍したポルトで全く活躍することができなかった中島の市場価値は、たった1年半で半分以下となり、現在は160万ユーロ(約2.2億円)まで下落。現在29歳にしてジェットコースターのようなキャリアを歩んでいる。