史上最高額の日本人は誰だ? 歴代市場価値ランキング1~10位。日本サッカー史に残るレジェンドは…
8位:本田圭佑 生年月日:1986年6月13日 最高市場価値:2000万ユーロ(約28億円) 更新日:2013年1月15日(当時26歳) 長く日本代表の中心選手としてサムライブルーを牽引した本田圭佑が、日本人歴代市場価値ランキングで8位にランクインした。 ACミランで10番を背負ったこともある本田だが、市場価値が最も高騰していたのはロシアのCSKAモスクワ在籍時の2013年1月である。この時に2000万ユーロ(約28億円)を叩き出して以降、長くこの額を維持しており、14年1月にミランに移籍した際もこの市場価値だった。 ミランで活躍をすればさらなる市場価値アップの可能性もあったが、すでに本田は加入した時点で27歳。このランキングを見れば傾向がわかるかもしれないが、若い選手であればあるほど市場価値は高まる傾向にあり、20代後半から30代の選手は大活躍をしなければ自らの価値を上げることは難しい。クラブの低迷期と重なったこの時期に数字に残るような活躍をすることができず、結果として本田の市場価値はこれをピークに下落していった。
7位:伊藤洋輝 生年月日:1999年5月12日 最高市場価値:2200万ユーロ(約30.8億円) 更新日:2023年12月14日(当時24歳) 前半戦終了時点で3位と高順位につけているシュツットガルトの伊藤洋輝は、2021年夏にドイツに渡って以降、急速なスピードで価値が上がっている。現在は日本人歴代市場価値ランキングで7位まで上がってきた。 この日本代表DFはJ1通算3試合と、日本のトップリーグでの実績はほぼない。それでも21年夏に移籍したシュツットガルトでレギュラーを掴むと、市場価値は加入当時の55万ユーロ(約7700万円)から1年間で450万ユーロ(約6.3億円)まで急上昇した。 昨季までは3バックの左を務めることが多かった伊藤だが、今季はセバスティアン・ヘーネス監督のもとで左SBとして起用されている。このコンバートが功を奏してシーズン開幕から4ヶ月間で市場価値は1000万ユーロ(約14億円)から2200万ユーロ(約30.8億円)までアップ。ブンデスリーガで彼より市場価値が高い左SBはアルフォンソ・デイビス(バイエルン・ミュンヘン)とアレハンドロ・グリマルド(レバークーゼン)の2名しかおらず、現状ドイツ3番目のレフトバックという位置づけとなっている。