俳優・光石研がモンクレール、ポロ ラルフローレンほか、2024年最新ダウンを一人試着フェス(前編)
俳優としての実力はもちろん、トラッドファッションへの造詣も深い光石研さん。肩肘張らない品のある等身大の着こなしと、愛用カラーのネイビーを基調としたスタイリングに定評がある。そんな光石さんのために2024年の最新ダウン&中綿アウター5着を編集部がセレクト。果たして光石さんがリアルバイしたくなる一着は見つかるのか…。 【写真】俳優・光石研さんが着る!2024年最新ダウンを全部見る
WOOLRICH OUTDOOR LABEL|ARCTIC CLASSIC FIT PARKA
光石:子供の頃に見たアメリカのアウトドアブランドの雰囲気を感じますね。このゆったりしたシルエットとか、ポケットの作り、それにフードのファーとか。 ――そうなんです。オリジナルの無骨さは残しつつ、ポケットやボタン、コードストッパーのブタの鼻と呼ばれるディテールを現代的に解釈し直しているんですよ。素材も表地は綿60%とナイロン40%のバランスが絶妙で、ダウンを90%使用している。保温性は間違いないです。 光石:たしかにこれはあったかい! ロケ撮影の現場に着ていくのにもバッチリでしょ。このラムファーのフード、顔周りの防寒に良さそうだし。でも単なる機能性だけじゃなくて、ちゃんとファッションとして着られるデザインなのがいいですね。外側にダウンパックが見えてないところも好きです。
POLO RALPH LAUREN|Gorham Corduroy Down Jacket
――光石さん、次にご紹介したいのが、ポロ ラルフ ローレンの新作コーデュロイダウンジャケットです。実は結構技ありの一着で...。 光石:へえ、面白いですね。コーデュロイのダウンって珍しいですよね。普通のナイロンじゃないところが気になります。 ――そうなんです。太畝のコーデュロイを使っているんですが、撥水加工が施されているんですよ。見た目はクラシカルなのに、機能性もしっかり考えられている。650フィルパワーのダウンも採用していて、保温性も申し分ナシです。 光石:ディテールも考えられてますね。フードが取り外せたり、首元の擦れを防ぐフラップがあったり...実用的ですよね。左胸のポニーの刺繍も、コーデュロイの素材感と相まって上品な印象ですね。カジュアルになりすぎない。シルエットもスッキリしていてきれいめに着られそう。
MONCLER|Verone Short Down Jacket
光石:クラシックなアウトドアのテイストなのに、すごく上品だと思いました。アーカイブモデルをベースにしているとは思えないほど。両肩のマット素材による切り替えも絶妙にモダンな印象。 ――たしかに。モンクレールらしい革新性が感じられますね。特筆すべきは、袖が取り外せる機能性ですよね。 光石:実際にやってみると...(その場で袖を外してみる)。れが意外とスムーズに。そして、ベストになった時のシルエットがまた良い。撮影のときにも2WAYのダウンは便利そうです。肌寒い早朝はジャケットとして着て、昼間は袖を外してベストとして着られる。