JOC竹田会長 退任を表明(全文1)次代の若いリーダーに託す
組織委の森会長の反応は?
記者4:会長、この問題に関して組織委のトップの森会長とは当然話されていると思うんですけど、森さんの反応はどうでした。 竹田:森さんは私の決断に関してはよく理解をいただいたと思います。
組織委やOCAについてはどう考えているのか
共同通信:会長、共同通信ですが、会長は組織委でも副会長、OCAでも副会長という要職を務めていらっしゃいますが、その2つについてはどのようにお考えでしょうか。 竹田:このことに関しては今後もよく検討して、それで皆さんに相談して決めていきたいというふうに思います。 共同通信:IOC委員はいつごろ辞任というのを考えている。 竹田:今日このように正式に表明しましたので、あとは手続き上の問題だというふうに思います。
退任決断の一番の決め手は?
記者5:今回退任を決断される一番の決め手となったのはなんだというふうにお考えでしょうか。 竹田:やっぱりいろいろなことがありますけれども、一番の決めた大きな理由としては、先ほど申し上げたように今後のJOCの将来を思ったときに、次代を担う若いリーダーが来年迎える東京オリンピックで先頭に立って、そして時代を変えていくことがやっぱりオリンピックを最も成功させることだということを私が思ったので、その結論を出しました。 記者5:ご自身で火消しできないといいますか、疑惑を払拭、ご自身の力では払拭できないというふうな。 竹田:いや、もちろん払拭するつもりでいますし、私は不正なことをしたと思っていません。ですから潔白をしっかり証明していく、全力を尽くしていきたいというふうに思います。 記者5:残留してはそれはできないっていう。残留しながらは。 竹田:いや、そういったことじゃないです。
このタイミングでの辞任は疑惑を認めたと受け取られかねないのではないか
記者6:このタイミングで辞められるということは、疑惑を認めたっていうことに受け取られかねないかと思うんですけれども、その辺は。 竹田:いや、その辺は先ほどから申し上げているように、そういったことはまったく私は申し上げてないので、その理由は今申し上げたように、これからの次の新しい時代を切り開いて、このオリンピックのときに若いリーダーに切り開いてもらうのが一番このオリンピックの成功にもつながるんじゃないかということで、このような決断を。 司会:ほかにございませんか。