JOC竹田会長 退任を表明(全文1)次代の若いリーダーに託す
1月以降、仏当局となんらかのコンタクトはあるのか
記者7:会長、ご決断の時期ですけども、早い時期とおっしゃっていましたけども。 司会:ほかにございませんか、こちらのほう。よろしいですか。 AP通信社:AP通信です。1月以降、フランス当局とはなんらかのコンタクトはございますか。 竹田:いや、ありません。 記者7:会長、決断された時期ですけども、1月の会見の前なのかあとなのか。 竹田:いや、時期ははっきりは覚えていません。いろいろ自分の中では考えを巡らせていましたから、その中で決定しました。 記者7:今年に入ってというのは。 竹田:そういうことは、要するに私が定年を迎えるということは、それに対してはJOCの中でずっと葛藤もありましたから。それが最終的に結論したのが今回、皆さんに説明した結論だということです。
招致活動そのものがグレーな部分があり、非常に難しい面があるのか
記者8:招致活動そのものがグレーな部分があって、非常に難しい面があると。 竹田:そういうことではありません。定年を迎えるに当たって、そういうオリンピックを成功させるためにも新しいリーダーに、このオリンピックを通じて新しい時代を開いてもらおうということは最大の理由です。 記者8:つまりこうしておけば良かったっていうようなことはございませんか。 司会:はい、こちらの方はございませんか。よろしいですか。
五輪を目指す若者へのメッセージは?
ロイター:すいません、ロイター通信、下から失礼します。これまでの会長の、一番良かったハイポイントとローポイント、それぞれもし挙げていただくとすればどういったことになりますでしょう。 竹田:いや、そういうハイポイント、ローポイントを私が自分自ら挙げるということは、ふさわしいと思いませんので、申し訳ないです。 ロイター:もう1つですが、来年オリンピック目指す若い人たちというのは、物心付いたときから会長がトップにいらっしゃる。そういった方もいらっしゃると思うんですが、そういった方へのメッセージというのはありますでしょうか。 竹田:本当に皆さまご存じのように、この招致が決定してから若い選手のモチベーションがものすごい上がって、各競技では活躍をしてくれています。やはりそういった近いところで目標がはっきりして頑張ってくるんだと思いますが、本当に自分の夢を最後まで持ち続けて、そして後悔のない、全力を尽くしてもらうことに期待しています。 司会:はい、どうぞ
決断はいつ行ったのか
読売新聞:読売新聞の【マツダ 00:12:18】です。これだけ思い入れのある職務に就いて、お辞めになるという決断は非常に大きいと思うんですけれども、この決断いつされたかっていうのはお答えできないんでしょうか。 竹田:先ほどお話ありましたけど、いつというのはなかなか難しいです。私もそういうことを自分で考えながら葛藤しておりましたから。 【書き起こし】JOC竹田会長 退任を表明 全文2に続く