JOC竹田会長 退任を表明(全文1)次代の若いリーダーに託す
理事会ではどういった意見が出たのか
記者2:今日の理事会ではどういった意見が出たのでしょうか。 竹田:いや、いろいろな意見は出ました。理事会にも、大勢のマスメディアの方が出ておりますので、ご報告を受けていただければと思います。
名誉職の提案等があれば受けるのか
記者3:会長、理事会では名誉職というか名誉会長での残留という提案もありましたけど、今後会長のご意向としてはJOCに残られるのか否かというのは。 竹田:いや、これは私が決めることではないので、皆さんがどう決められるのかということだと思います。 記者3:名誉職の提案等があれば、それをお受けするということでしょうか。 竹田:いや、私まだ、そういうことは考えてもいません。
もっと早く表明できるタイミングがあったのではないか
毎日新聞:毎日新聞の【タハラ 00:05:57】です。これまで会長は後進に道を譲るというようなことは一度も公の場ではおっしゃってこなかったわけですけど、本当にそういうことが考えていらっしゃるのでしたら、引き継ぎという意味でもっと早くおっしゃるタイミングもいろいろあったと思うんですけど、そうではなくて、やはりこの時点でおっしゃるというのはやはり先ほどお騒がせしたというところがあると思うんですけど、そこの辺についてもう少し話をしていただかないととても納得できない。あまりにも突然すぎる。 竹田:いや、これは私の中ではそういう思いはありましたから、それを今回よく慎重に考え、決めさせていただいたということです。
早期の辞任は考えなかったのか
日刊スポーツ:会長、日刊スポーツですけども、一方でIOCとか、日本のスポーツ界から、東京大会のイメージがこのままだと悪いということで、早期の辞任を求める声もありますけれども、6月の退任まで、任期満了まで行うというお考えを発表されましたけれども、早期の辞任については考えられなかったのでしょうか。 竹田:今回このような、世間をお騒がせしていることは本当に心苦しく思っておりますけれども、私は任期が終了するまで会長として職務を全うすることが私の責任だと思っております。 日刊スポーツ:先ほどの質問にもあったんですけれども、辞意を固められた日付というか。 竹田:いや、日付というのは覚えていませんけれども、早い時期にそういう決心をいたしました。