「公務員だから医療保険には入っていない」という友人。会社員より医療費が安いのでしょうか?
公務員は医療費が安いのではなく福利厚生が手厚い
公務員の知り合いから「医療保険に加入していない」という話を聞くと「公務員は医療費が安いのか?」と考えてしまいがちです。しかし、公務員の医療費が安いということはなく、公務員は福利厚生が手厚いため、民間の医療保険に加入しなくても安心度が高いことが理由であると考えられます。 公務員の福利厚生の一つである共済制度なら、病気やけがなどで医療機関にかかることになった際に治療費などが給付されたり、働けなくなったときに給付を受けられたりします。 ただし、公務員でも、貯蓄が少ない人や家族が増える予定がある人、先進医療に備えたい人などは、公務員の福利厚生だけでなく、民間の医療保険にも加入したほうがより安心かもしれません。将来のことも見据えたうえで、慎重に検討しましょう。 出典 厚生労働省第二共済組合 共済のしおり(9.31.47ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部