Go To「一時でも止めて」 東京都医師会長「東京の医療を守っていこう」
東京都医師会の尾崎治夫会長は8日、記者会見し、都内の医療提供体制が厳しくなっていると訴えたうえで「その中でコロナ患者、それから一般の救急患者さんも両方診ることができないような事態がいずれやってくる、と私は大変危惧している」と述べた。そして、「国も都も都民も、是非私たちと一緒に首都東京の医療を守っていこうではありませんか」と呼び掛けた。 【動画】東京都医師会が会見 感染予防の徹底呼びかけ
尾崎会長は「国には是非お願いしたいことは、やはりGo To(キャンペーン)をはじめとした人の動きを是非止めていただきたい。一時でも止めていただきたい」と強調。「都には都独自の色々な対策を続けていただきたい。都民には改めて感染予防についてしっかり取り組んでいただきたい」とした。 「特に若い方にお願いしたい」とも。「若い人は確かに重症化することは少ないと思う。ただ、10%、20%は後遺症に悩む人もいると聞いている。みなさんは誰から生まれたのでしょうか。みなさんのご両親です」とし、高齢者に感染させないような行動を取るよう求めた。