ジョコビッチ、元ライバルのマレー氏をコーチに起用 来年の全豪OPから
【AFP=時事】男子テニスのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は23日、かつてのライバルであるアンディ・マレー氏が、来年1月に豪メルボルンで行われる全豪オープンからコーチングチームに加わると発表した。 【写真30枚】「ビッグ4」が一つのコートに フェデラー引退で豪華練習実現 ジョコビッチは「最大のライバルの一人が今回はコーチとして私のそばにいてくれることになり非常にうれしい。一緒に信じられないような瞬間をともにしたメルボルンで、アンディとシーズンを始めることを楽しみにしている」とコメントした。 8月のパリ五輪限りで現役を引退した四大大会(グランドスラム)通算3勝のマレー氏は「とても興奮している。(ジョコビッチと)コートの同じサイドに立つことを楽しみにしている」「彼の来年の目標達成の力になれる機会に感謝している」と述べた。 37歳のジョコビッチは全豪オープンで最多10回の優勝を誇り、うち4回は決勝でマレー氏を下した。 今季のジョコビッチはグランドスラム優勝を逃し、世界ランキングも7位まで落ちているが、パリ五輪で金メダルを獲得。グランドスラムの優勝回数では女子のマーガレット・コート氏と最多24回で並んでおり、全豪オープンでコート氏超えを目指す。 ジョコビッチとマレーは現役時代に36回対戦し、ジョコビッチが25勝を挙げた。直接対決のうち19回は決勝での対戦で、そのうち7回はグランドスラムだった。 ジョコビッチは3月、ともにグランドスラム12勝を挙げたコーチのゴラン・イワニセビッチ氏との関係を解消していた。【翻訳編集】 AFPBB News