イスラエル軍西岸地区で作戦 パレスチナ過激派10人殺害
ヨルダン川西岸地区、パレスチナ自治区、8月29日 (AP) ― イスラエル軍は8月28日、パレスチナ自治区のヨルダン川西岸地区北部で軍事作戦を展開、長年パレスチナ過激派の拠点であったジェニンを封鎖して、過激派10人を殺害した。 イスラエル軍はまた、西岸地区北部のトゥールカリムとエル・ファーア難民キャンプでも空爆を含む作戦を実施した。 トゥールカリムでは、重機が道路の舗装を引き剥がす様子が目撃された。 昨年10月7日のイスラム武装組織ハマスによる奇襲攻撃が惹起したイスラエルとハマスの戦争は、ガザ地区を大きく越えて西岸地区にまで拡大している。 この結果、パレスチナ保健省によれば、開戦以来少なくとも652人のパレスチナ人が西岸地区で命を落としているという。 (日本語翻訳・編集 アフロ)