ビギナーからベテランまで魅了する原付二種「Webike人気原付二種バイクTOP5(51-125cc)」【2024 Webike ランキング】
2位 スーパーカブ110 ホンダ
スーパーカブといえば、新原付への移行によりスーパーカブ50の生産終了が大きなニュースになったことが記憶に新しい。 とはいえスーパーカブ110はまだまだ現役。現行のJA59は歴代最強の呼び声も高い走行性能、そして熟成された仕上がりでユーザーの期待を裏切らない。 昨年の3位からランクをあげて今年は2位。1位のPCXには及ばなかったものの、実用車としてのPCXと、趣味性を含んだスーパーカブの2極化と言えるかもしれない。 キャストホールの採用に伴うチューブレス化。フロントディスクブレーキ及びABSの採用、そしてメーター内液晶によるギアポジション表示やトリップメーターの採用により、まさに死角のないモデルまで完成度を高めている。 特にギアポジションインジケーターはかねてから要望の高かった装備。 初代モデルから継承されるシート高やキャリア地上高、シーソーペダルにクラッチレス機構などは、「だれでも気軽に乗ることができる」というエントリーモデルでありビジネスモデルであるスーパーカブ最大の特長と言えるだろう。 最大の魅力はやはりスーパーカブであること。日本で初めての立体商標登録認可を受ける唯一無二のスタイリングは、世界的なビジネスバイクのアイコン。また前後17インチホイールと低重心による「速くはなくとも楽しい走り」はぜひ、一度味わってほしい。
1位 PCX125 ホンダ
原付二種人気総合ランキング1位は、2023PCX125。2023年に続く1位と、もはや原付二種の絶対王者。その完成度、実用性の高さはもはやPCXというジャンルと言っても良いかも。 2012年から進化を続けており、いずれのモデルも高い人気を持つ。それだけに「PCX125のライバルは過去のPCX125」というほど。ある意味、スーパーカブのような圧倒的ブランド力を持つ一台。 なお、昨年同様に「全排気量・全カテゴリー人気総合ランキング」でも1位。カテゴリーを超えた圧倒的人気で、バイクの歴史に名を遺す歴史的名車と言えるだろう。 搭載する水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒「eSP+」ユニットは、ユーロ5に適合する環境性能や静粛性はもちろん、優れたスロットルレスポンスや力強い走りを実現。また、加速時スリップ抑制をHONDAセレクタブルコントロールによって行う。これは後輪スリップ率が一定以上になった時にエンジントルクを最適化することで加速時や、滑りやすい路面でのスリップを減少させるもの。 装備面についてはもちろん最強クラス。USB TYEPE-Cソケット付きフロントインナーボックスには500mlペットボトルも入るし、8.1ガソリンタンクと燃費の良さにより航続距離も十分以上。もちろんスマートキーシステムも採用。さらに純正アクセサリーの「トップボックス 35L スマートキーシステムタイプ」ならば、リアボックスもスマートキーに連動させることができる。 2020年に登場した現行モデルは2023年にカラーリング変更を受けた程度で、いまのところ大きな仕様変更はなし。新原付の登場など、世の中の制度が変わっていく中で絶対王者であるPCXの動向にも注目したい。