ビギナーからベテランまで魅了する原付二種「Webike人気原付二種バイクTOP5(51-125cc)」【2024 Webike ランキング】
4位 モンキー125 ホンダ
昨年と同じく4位をマークしたモンキー125。デビュー時は4MTでの登場だったが、2022年モデルから5MTを搭載。モンキー125を狙う場合はこのあたりの年式の違いがポイントになりそう。 外観は往年のZ50のイメージを取り入れた、密度感の高いマッシブなもの。イメージソースであるZ50は極端にコンパクトなバイクだったが、モンキー125では12インチホイールの採用など、やや大柄になったことにより、意外なほどに乗車時のゆとりがある。またがってみるとそのポジションの良さに驚きを覚えるかも。反面、ノーマル状態ではキャリアが無いため積載性は少な目。とはいえ、純正オプションやアフターパーツでリアキャリアやサイドバッグサポートは展開されているので、好みや用途に合わせてカスタマイズを楽しむことができるともいえる。クチコミの満足度レーダーチャートでも、積載性については2.08とノーマルの積載性については厳しい評価。 走りについては3.77とそこまで高くはないが、CT125も3.7ということ考えると原付二種では水準なのかも。 反面、ルックス、燃費、とりまわし、メンテナンス性についてはいずれも4を超える高評価。 2022年モデルまではタンクの上下で分割されたツートーンカラー。2023年からはパターンを変更し、さらにチェックシートも採用している。タンクのカラーリング変更でスタイルの印象が大きく変わり、さらなる人気の高まりを見せている。また2024年モデルでは、ソリッドカラーのタンクを採用しており、これもまた非常に魅力的。 また2024年に登場したホンダ純正アクセサリーの「クロック&ギアポジションインジケーター」により、念願のギアインジケーターを装備することも可能になった。
3位 クロスカブ110 ホンダ
オフロードテイストのカブということで、一時はハンターカブに人気を奪われていた印象もあるが、クロスカブならではのスタイリング、そして軽さ、価格面の優位性などにより、根強いファンだけでなく新規ユーザーにも強くアピール。昨年の5位から順位を上げて3位にランクアップした。 スーパーカブのオフロードバージョンというイメージだが、実際にはカブPROの系統。現行スーパーカブ(JA59)同様に、前後キャストホイール&チューブレス、フロントディスクブレーキ、フロントABSという構成だが、キャリパーなど相違点もあり。エンジンについては、JA59同様ロングストローク化された最新ユニットで、乗った人曰く「カブ史上最強のエンジン」。足回りの充実やメーター内ギアポジション表示の追加などにより大きく完成度を高めており、コスパの優秀さは半端ない。 オフロード走行をメインに考えるなら先代JA45も非常に魅力的。ABSレスで、前後スポークホイール、さらに社外パーツとしてオフロードサスペンションキットなども展開されている。個人的にはJA45のフロントブレーキロック機構も便利。ちなみにJA60とJA45の重量差は約1kgなので、意外にも重量的にはほぼ同レベル。 ただ、中古・新車ともにスーパーカブよりもタマ数少なめなので、好みの一台に出会ったら迷わないことも重要かも。