照ノ富士、糖尿病10キロ以上減 夏巡業終了、秋場所の調整に不安
大相撲の夏巡業は25日、神奈川県横須賀市で最終日を迎え、名古屋場所を制した横綱照ノ富士は左膝痛で3日続けて取組から外れた。秋場所(9月8日初日・両国国技館)へ不安視される調整内容に終始し「糖尿病で体重が10キロ以上落ちた。途中で相撲を取れなくなってしまったが、できる限りのことはやろうと思った」と状態を説明した。 土俵入りは務めたが、この日の朝稽古ではほとんど体を動かさなかった。優勝10度の目標達成には「ずっと支えてきてくれた方々に、約束していたことを守れた」と率直に語る。今後に向け「これからは自分のために、一つ一つクリアするという感覚で頑張っていく」と決意を新たにした。