【別府競輪(モーニング)FⅡ】「面と向かって言ったことはないけど」堀航輝の憧れは同県のスター選手
<25日・別府競輪・前検日> 「最後に捲りの決まり手が付いたのは? いつだったか覚えてませんね」。そう言って豪快に笑い飛ばすのは堀航輝。決まり手の内訳は逃げ13回に対して、捲りは0回。「相手が誰でも、車番が悪くても必ず仕掛けます。だからマークしてくれる選手には先に言っています。ボクが駄目になった場合は(自分で)どうにかしてくださいって」 なかなか見かけなくなった徹底先行タイプだが、その源流は「新山響平さんに憧れているから。面と向かって言ったことはないですけど(苦笑)」。今回参加前には、地元の青森記念を控えたS級S班と一緒にもがくことができ「時間がかかっても、新山さんのようなスタイルで上がっていきたい」という意識がさらに強くなった。予選5Rは逃げ0回、捲り9回と真逆の同期・福田要を相手に、自慢の先行力を見せつける。