西武・西口監督「九回は平良です」 中継ぎ再転向の平良海馬を来季守護神に任命
西武・西口文也監督(52)が31日、中継ぎへの再転向が決まった平良海馬投手(25)を来季は抑えとして起用する方針を明かした。 「九回は平良です。本人にも抑えだということ伝えた。信頼して任せられるのは誰だって考えて、そこはこだわっていきました」 2022年に34ホールドで最優秀中継ぎのタイトルを獲得した平良は、翌23年に先発転向しチームトップの11勝をマークした。今季も先発でスタートしたが5月に右前腕の張りで長期離脱を余儀なくされ、8月に復帰後は中継ぎに配置転換。そこから17試合で2勝0敗、防御率2・12と安定した数字を残した。 指揮官は「まず軸となる後ろ(抑え)をしっかりと決めたかった。(平良は)ここっていうときに三振を取れるピッチャーだと思うので、信頼して任せられる」と期待を口にした。(石井孝尚)