ついに〝大谷人事〟発令!?大谷翔平が全打席三振を喫した天敵左腕をドジャースが獲得か
大谷翔平投手(30)が所属するドジャースがパドレスからFAになっているMLB屈指の救援左腕、タナー・スコット投手(30)の獲得に動いていることが3日(日本時間4日)、明らかになった。MLBネットワークのジョン・モロシ記者が「ドジャースがもう一つ大きな動きを見せそうな気がする。地区のライバルであるパドレスからタナー・スコットを獲得することになるかもしれない」と伝えた。 最速100・3マイル(約161・4キロ)を誇る剛腕・スコットは7月のトレード期限ギリギリにブレーブスからパドレスに移籍。シーズンを通して72試合に救援登板し9勝6敗、22セーブ、11ホールド、防御率1・75をマークし、オールスター戦にも出場した。 〝大谷キラー〟としても有名で、10月の地区シリーズでは4度対戦し、大谷は全打席で三振を喫した。通算の対戦成績も13打数1安打7三振で、出塁したのはわずか2回のみ。前人未到の「54本塁打―59盗塁」を達成した大谷が唯一攻略できていないサウスポーともいえる。 そんな因縁があるため、モロシ記者の一報を受けた米メディアは色めき立った。「シャーロット・オブザーバー」が「ドジャースは『大谷翔平の弱点』のスター選手を狙う」と報じれば「ファンサイデッド」も「ドジャースの次のオフシーズンの注目は大谷翔平にとっての最大の弱点になるかもしれない。大谷翔平は誰よりもこの契約に賛成するだろう」と、まるで〝大谷人事〟であるかのような論調で書き立てるメディアもあった。 ただ、米メディアによればスコットは4年8000万ドル(約126億円)を要求しているという。ドジャース専門サイト「ドジャース・ウェイ」は「ドジャースは出費にためらいはない」とした上で「ドジャースは彼を2025年に2番目に高給のリリーフ投手にするほど本当に欲しいのかどうかを考えなければいけない」と大型契約には懐疑的な意見を述べた。
東スポWEB