1部への昇格やU-17W杯優勝の実績を持つクーパー監督

44歳の若手監督　photo/Getty Images

来季、プレミアリーグに復帰するレスター・シティは、新監督にスティーブ・クーパーが就任することを発表した。 ［動画］イングランドvsデンマーク　ハイライト レスターは今シーズン終了後、エンツォ・マレスカ監督をチェルシーに引き抜かれ、後任監督を探す必要に駆られていた。これまでグレアム・ポッター氏の名前も挙がっていたが、U-17のイングランド代表を率いてU-17W杯を優勝させた経験を持つ44歳の若手監督に決まった。 クーパー監督は、U-17イングランド代表監督だった時期にフィル・フォーデンやカラム・ハドソン・オドイを指導したことでも知られ、2021年にはノッティンガム・フォレストの監督に就任すると、当時2部だったクラブを見事に昇格させた。2023年12月に同クラブを解任されていたが、再度プレミアリーグ昇格チームを指揮することとなった。契約は2027年までとなる。 彼はクラブを通じてこうコメントを残した。 「レスター・シティのファーストチームの監督に任命されたことを本当に嬉しく、誇りに思います。このクラブは豊かな歴史と情熱的なサポーターを持つ素晴らしいクラブです。プレミアリーグで目標を達成する挑戦を楽しみにしています」 その目標は恐らく、プレミアリーグ残留だろう。かつてこのリーグを制覇した経験があるクラブだけに、存在感を残すような戦いに期待したい。