今季限りで引退の加藤豪将氏、ブルージェイズの先乗りスコアラーに転身
今季限りで現役を引退した元日本ハムの加藤豪将氏が、来季からブルージェイズの先乗りスコアラーに就任することがわかった。8日(日本時間9日)、テキサス州ダラスで開催されるウィンターミーティングの会場入りしたブ軍のアトキンスGMが明かした。 「彼のように優れた人材が、チームに戻ってきてくれて、うれしい。アドバンス・スカウトとしての任務を任せることになる」と話した。 加藤は2013年にドラフト2巡目指名でヤンキースに入団し、2022年にブ軍でメジャーデビュー。同年10月のドラフトで、日本ハムに指名され、日本球界入り。先月3日に、自身のSNSで今季限りでの現役引退を発表し、ブ軍のフロントで、次のステージを迎えることを明かしていたが、役割などは不明となっていた。 メジャーでは計7試合に出場に終わったが、長い下積み生活の中で培われた、眼力が嘱望され、古巣でのフロント入り。当面は先乗りスコアラーの任務につくが、「ゆくゆくは、国際スカウトの分野でも、彼に協力してもらいたい」とアトキンスGM。日米でプロとしてプレーした実績に加え、バイリンガルでもあり、第2の野球人生でも活躍が期待されている。
報知新聞社