「来年につながるよ絶対」駒大アンカー小山翔也を大八木総監督が笑顔の激励「来年は出雲も全日本も強いと思います」
2日、3日に行われた第101回箱根駅伝。駒澤大学の大八木弘明総監督が、大手町に2位で帰ってきたアンカー・小山翔也選手(2年)を笑顔でたたえました。 【画像】東京国際大・エティーリ選手と健闘をたたえあう駒澤大・篠原倖太朗選手 箱根駅伝初出場で、10区を任された小山選手。前を走る青山学院大学と2分21秒差でたすきを受け取ります。 差は縮まらず総合2位でのフィニッシュとなりましたが、小山選手は区間2位の好走。青山学院大学を上回る復路新記録で意地をみせました。 レース後、悔し涙を流す小山選手に対して、大八木弘明総監督は「はいご苦労さん。よく頑張った。これはいい経験だよ。復路優勝だから」とねぎらいます。 さらに「来年につながるよ絶対。ケガをしないようにスピードの強化やって、ロードをやれば」と笑顔の激励。この言葉に、小山選手は大八木総監督を見つめてうなずきました。 駒澤大学は今シーズン、出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝でいずれも総合2位。大八木総監督は「これで3つ全部2番だからね。なーんか悔しいけど」と苦笑いを浮かべます。それでも「来年は全部“1”がそろえられるように頑張りますよ。来年はたぶん出雲も全日本も強いと思います。スピードランナーがいっぱいいますから」と太鼓判を押しました。