ウェストハムのMFが賭博違反で告訴される。過去にはシティへの移籍も疑惑が原因で破談に。関与したとされる試合は?
プレミアリーグのウェストハムに所属するMFルーカス・パケタが、賭博罪の疑いでFA(イングランドサッカー協会)に起訴されたことが分かった。同選手は賭博関与の疑惑が原因で、昨夏にはマンチェスター・シティへの移籍も破談になったと言われている。英メディア『90MIN』が、現地時間23日に報じた。 ウェストハムに所属するパケタは、今季リーグ戦31試合に出場。4ゴール6アシストを記録し、クラブの主力として活躍していた。昨夏には3冠を達成したシティが強い関心を示していたが、FAが賭博違反の可能性について調査を開始したため移籍が破談になったと言われている。パケタの賭博違反疑惑に関して、FAは次のような声明を出している。 「同選手は、2022年11月12日のレスター・シティ戦、2023年3月12日のアストン・ビラ戦、2023年5月21日のリーズ・ユナイテッド戦、2023年8月12日のAFCボーンマス戦での行為に関して、FA規則E5.1の4つの違反で告発された。彼は、賭博市場に影響を与え、一人または複数の人物が賭博で利益を得るという不正な目的で、審判から故意にカードを受け取ろうとし、これらの試合の進行、行動、その他の側面、または出来事に直接影響を与えようとしたとされている」 このFAの声明をうけて、パケタは「FAが私を告発することに決めたことに、非常に驚き憤慨している。9か月間、私は捜査のあらゆる段階に協力し、できる限りの情報を提供してきた。私は容疑を全面的に否認し、自分の名誉を回復するために全力を尽くして戦う。現在進行中の捜査のため、これ以上のコメントは控える」と、『X』に疑惑を否認する投稿をしていた。
フットボールチャンネル編集部