【阪神】岡田監督「ふがいない」「初球ばっかでしょ」 劇的勝利もバッテリーに反省求める
◇プロ野球セ・リーグ 阪神4×-3広島(14日、甲子園球場) 阪神は9回に中野拓夢選手のサヨナラタイムリーが飛び出し、広島に連勝。劇的勝利となりましたが、岡田彰布監督はバッテリーに反省を求めました。 【画像】サヨナラ勝利を喜ぶ阪神の中野拓夢選手 6回まで無得点の打線は、7回から継投に入った広島投手陣をとらえ一挙3得点。9回も四死球からランナーをためると、中野拓夢選手のサヨナラタイムリー。3点差の大逆転勝利には岡田監督も「いやいや、大きいですね」と振り返りました。 しかし、劇的勝利も先発の才木浩人投手と梅野隆太郎選手のバッテリーには苦言が止まらず。 13勝目を目指した才木投手は4回、先頭の坂倉将吾選手に初球のストレートをとらえられると、1アウト3塁から野間峻祥選手に犠牲フライを許し、先制点を許します。 6回は先頭の秋山翔吾選手に初球の変化球を打たれランナーを背負うと、続く坂倉選手には2球目の変化球で連打を浴びるなど、1アウト2、3塁のピンチ。野間選手の内野ゴロの間に1点を奪われると、2アウトから小園海斗選手には初球のストレートをレフト前へはじき返され、この回2失点。直後の攻撃で代打を送られ、6回3失点で13勝目とはなりませんでした。 指揮官は「初球ばっかでしょ」と。「0-1だったら代えなかったんだけれど、ふがいない。バッテリーミスですよね。せめて2点ですけれど、3点はね」とバッテリーに反省を求めました。 首位巨人にくらいつきたいチームは残り12試合。岡田監督は「1試合1試合なので、今日は勝たせてもらったような展開なので、反省しないといけないところはいっぱいあるけれど、そういうのをなくせばもう少し楽に行けると思う」と次戦を見据えました。